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2013.11.24 高橋優・日本武道館

2013.11.24「YOU CAN BREAK THE SILENCE IN BUDOKAN」高橋優・日本武道館



とうとうこの日が来たね!来ちゃったね!!
2010年の夏、ぴあのイベントで、デビューしたての優さんを生で見た時から3年か…YouTubeで出会った「こどものうた」と同じかそれ以上の衝撃を、まだ覚えてる。
もうクラシックと落語と昔からファンだった数組のアーティストしか私の人生には必要ないと思ってたのに、まさかの一目惚れ。一耳惚れ?ともいうのか。
初めてのニューヨーク路上ライブではネットで実況。真夜中の日本でファンの方々と一緒に楽しんだと思ったら2週間後に311がやってきた。
「誰もいない台所」初回限定版DVDには、前のツアーで「福笑い」を満面の笑みで歌う私が映っていて、なんだこいつ楽しそうに歌ってんじゃねえよほんと勘弁してくれと思ったり(笑)。



優ストリームや他のネット中継、各地でのミニライブや幾つかのツアー、テレビの音楽番組や「SMAP×SMAP」さらには「いいとも」まで出演しても私の周りでは知名度がいまひとつで、本当に盛り上がってるのか、顔と名前と曲が一致しているのかピンとこない。
(私がファンになってすぐの頃は同姓同名の女性モデルさんの写真が多数出てきて、確認のために検索した友人に驚かれたりした。彼女は高橋ユウと名前を変えて、テレビに時々出演されてますね。気を遣っていただいてすみません。がんばってください←勝手な私信その1)
名前の普通っぽさが仇なのか、時々きれいな高橋とそうでもない高橋をいったりきたりしてる(言い方w)からイメージ定着しないのか、いろいろ要因を考えたりしていて、武道館もちゃんとチケット売り切れるのか心配していた。
ごめんなさい。
杞憂でした。
追加席でました。
母からもYouTubeでMV見てるとメールきました。
かなりの人気者でした。



そんな武道館が、今、目の前に!
が、油断していたせいでタオル買えませんでした。高橋ツアータオルコンプリートならず残念な出だし。
同行するのはツイッターで出会った初対面のSMAPファンの方。姐さんちょっとドキドキよ。
2階席正面の席はステージがとてもよく見える。てか私ら基準が東京ドームだから、この程度だと「超近い」レベルです(笑)。
お客さんは本当に老若男女。大学生以下の若い人が中心かと思ってたので新鮮でした。中には親子らしき方たちの姿も。いいなあ、今度は母も連れてきたい。



開演前に女性の声で普通に注意事項のアナウンス…かと思ったらいきなり熱く変わったぞこの人!どうしたいったい!?
アナウンサー「お前誰だよとか思ってませんかー!」
www
アナ「バイトだけど一緒に盛り上がっていいですかー!」
客「(バイト?wwww)う、うぉーー!!!」
アナ「いいですかー!!!!」
客「うぉーーーい!!!」
君可愛いぞ!誰だか知らないけど、すごい熱さだ!
どこで観覧するのかはわからないけど、一緒に盛り上がろうねーー!!って始まる前から客席が熱い。



「ボーリング」で開演する。
会場がいきなりの「めんどくせー!」モード。選曲もさることながら、この曲で声を出すと喉が開く気がする。そこを狙ってるのかも。なるほど、沈黙を壊すにはこの曲からと。
生活してて面倒くさくなってしまうことは多いけど、そう言っちゃうとまるでダメ人間みたいじゃん。でも面倒くさいことはどこまでいっても面倒くさいし、面倒くさいと言ったからといってやらないわけじゃなし、言うだけ言わせてくれよと。
言いたい方角は、今は税務署な。「めんどくせー!」(私情w)



次の「陽はまた昇る」でも高橋くんの声絶好調。客席ももちろんのこと。
何度も何度も歌うことで歌詞は記号化し、最初の意味を失っていったり別な意味を付加されたりすると思う。「こどものうた」もそういう危険性はあるし、MVもあっての最初の衝撃だったのだけど、時間が経つと歌詞の過激な内容や怒りだけじゃなく、その奥から滲むような祈りや力強さを感じだす。
何があっても生きていてこその命。観て、聴いて、歌って、クラッピングして、体を動かして感じてこそのこの世界だと思う。
「一緒に大声張り上げようぜ!武道館!」
もちろんこちとら最初からそのつもりよ!!!



明るい曲なのにいつも心がジーンとしてしまう「HITO-TO-HITO」で、やっぱり最初の涙が流れる。謎だ。これをいつかSMAPに歌ってほしいと思うのだが、誰かは必ず歌詞を間違いそうなのでほぼ無茶振りに近いのはわかってる。
「ほんとのきもち」と「同じ空の下」はもう少しゆっくり歌ってほしいと思ったんだけど、もしかしてMCが長かったからとかじゃないでしょうね高橋くん(笑)。
移動中、バンドメンバーに心霊話をしたかったのに「そういう話をすると寄ってくるから」と2度も真剣に止められたのが今年一番の不服だったと言う優さんでしたが、その話もう少しコンパクトにまとめられるはず←
話し出すと止まらないのなw確かに引き出しいっぱいあるし、次はAスタジオに出てほしい。佐藤健くんの時、鶴瓶さんにかなり気に入られてる風情だったじゃないのさ。
そんな優さんには、同じ秋田県出身の芸能人さんといつか逢いたいという野望があるらしい。が、逢えていないらしい。壇蜜さん、柳葉敏郎さん、佐々木希さん、よろしければ対談で秋田話してみませんか。高橋いい奴なんで。←勝手な私信その2
ということで、そんなもろもろを含めたボツ曲「テレビを見ながら」が武道館ウルトラハードコアうんたらかんたらバージョンのアレンジで。確かにw個人的すぎる曲だwww
「靴紐」は私が初めて生で彼の歌を聴いた時も歌ってくれた。なんとなく、「靴紐」からの続編が新曲の「旅人」かもしれないなと思ってる。なんとなく。



「8月6日」からの「CANDY」の流れがとても印象的だった。
個人的な歌としての距離感を変えずに空気だけを変える。
本当の優しさは強さ。
言い古された観念的な言葉なのに、この人が語ると一気に新鮮な「今、ここで確信するリアルな実感」になるのは何故なんだろう。
前回のツアー、そして武道館と、バックに何枚かのスクリーンが登場したことで、生の歌と生の歌詞が連動して効果的な演出になった。
高橋の歌詞が文字になって目と耳から入り、脳で一緒になった時に劇的な変化を起こす印象があるのは、MVによるパブロフの犬か?
古代の日本で、文字は「呪」だった。「呪」は心を縛りもするし、解放もする。そこに音楽が付くことで「呪」は更に強力になる。
過去の「CANDY」と、未来に向かう「少年であれ」のコンボは最強で、劇薬のようだ。ヒリヒリして心に血が滲む。
できればこの後に現在の「涙の温度」を入れてほしかったと思いながらまたもや号泣。いいかげんにしろ自分。



緩める気配はまったくないまま、「(Where's)THE SILENT MAJORITY?」になだれこむ。「一番うるさい武道館にしてやる」とか言ってましたね、今ここで一番うるさい人が(笑)。
「泣ぐ子はいねが」で前説?w会場を左右半分にわけて練習。でも、お客さんから降ってくる言葉がかなり気持ちよかった様子の高橋くん、この練習もいささか長すぎじゃないでしょーかー?じらしなの?じらしプレイだったのこれ?ww
相変わらず秋田弁の意味はわがんねのがごっしゃげっけどおもっしゃがったぞーー!!!!



盛り上がらずにはいられない数曲の後、一瞬の空白と共に3拍子が始まる。強く、弱く、続けられる3拍子のドラムと拍手に、ボーカルがスッと入ってくる「素晴らしき日常」。
今回の武道館の構成はかなりメリハリがあって驚かされる。テーマを決めてそれに添って構成していくというより、優さんの歌のひとつひとつが現実のドラマであり、まとまると更に大きなストーリーになる。
そのドラマの中に、自分もいる。
だから、スリリングでドキドキする。
吊り橋効果でまたこれファンが惚れるよ。



優さんを観ていると、ファンというのはこの人の中でどういう位置にいるんだろうと思うことがある。
決して蔑ろにはしないけれど、きちんと線引きがされているように見える。でも基本的に、札幌狸小路で歌っていた時と同じように、通り過ぎていく人たちのように認識している気もする。温かく、時に熱く、止まることなく交わらない人たち。
それでも今は、同じこの武道館という空間にいる。
優さんの歌をきっかけにして、誰かと繋がったりまだ一人だったりする人たちがどこからともなく集まって、ひとつの歌を歌う。
数ある幸せの中でも、ちょっと特殊かもしれないけど、やっぱりこれも幸せなんだろう。
理屈っぽくて申し訳ない。
私も自他共に認めるかなり面倒くさい人間なもので。
過去には戻れないけど、現在も通り過ぎるだけだけど、未来にはまた逢えるかな、また一緒に歌えるかな。



本編ラスト、「同じ空の下」でその気持ちが更に高まる。これ、この曲私のだから!!(ぇ)
将来はもう少しマシな自分になってたいもんだ。
なんとかしたい。
自分にだけじゃなく、他人にも優しくいられるように。MVの関根さんのように、人に感謝を持ち続けてきちんと表現できるようになっていたい。
憎しみと愚痴の色にはすぐに染まるから、我慢とかもうしたくない。たしかに私一人が我慢したほうが面倒にならないことのほうが多いし、何も言わず動かないほうが失敗しないから傷つかない。少数派にもなりたくない。
でも、あの時、「東京で自粛なんてしたくない(インフラ関係以外)し、買い占めもしたくない。多数に流されたくない」と判断したことは間違っていなかった。それは私の中で小さなガッツポーズになっている。



アンコールは新曲「旅人」。
来年公開の映画「東京難民」の主題歌になっている。
原作の主人公は読んでいて腹がたってくるほど知識も人脈も金もなく、臆病で優柔不断で、つまりあなたや私とどこか似ている。
でも、その臆病さや優柔不断さが、魂まで堕ちるのを防ぐ強さにもなるのではないか。不思議な読後感のある小説だった。
初めて聴いて涙が出た。本日3回目。
まだ泣くことができてよかった。
「友へ」が聴けてよかった。
「福笑い」が歌えてよかった。



アンコールが終わってステージが空になり、CDの「(Where's)THE SILENT MAJORITY?」が流れ始めてもお客さんは帰らない。当然のように歌い出す。
そうだ!引っ張りだしちゃえ!
優さんは再び出てきて、隅々までのお客さんに向かって丁寧に深々とお辞儀をし、一緒に歌い出す。



Wアンコールは「駱駝」。
笑顔を忘れそうになる日々がここ最近あって、どこに吐き出したらいいのかわからないというか、吐き出しても結局自分でどうにかするしかないし、とか思うと悶々してしまうけど、結局はここに行き着くのだなと。
僕らは笑おうぜ!
みんな、孤独に闘っていて、明日も明後日も1年後も10年後も、死ぬまでその闘いは質を変えて続いていく。
近くにいる大好きな人や広い世界で知り合えた人も、いつか別れていくのが必然なら、せめてその人たちと笑いたい。



武道館ライブが切実で、充実していて、あまりに楽しかったので、どんな言葉でも表せない。ぜんっぜん充分じゃない。
自分の筆力の無さが恨めしく腹立たしい。
何をどんなふうに書いても、たぶんWOWOWの特番を観たとしても、この夜の武道館を、私が観て聴いたものを完全にレポすることはできないと思う。



武道館後に一瞬、風が吹いたように心がクリアになった。その記憶だけで今はいい。



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