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2001.3.25 TOUR2001「機巧襲撃」 ヒートウェイヴ at 新宿リキッドルーム

「5リットル泣くぞ。ほんとだぞ。それでもいいのか?」と誰にゆってんだかわからない脅し文句をひっさげてやって来た新宿はわたしの涙雨、るるる~。(謎)
でも結局、一滴の涙も出なかった。「そんなものよ」と友人には言われたが、そんなものらしい。とにかく「楽しい」としか言いようのないライヴだったから。相変わらずかそれ以上にカッコイイ山口洋とヒートウェイヴだったから。
相変わらずじゃなかったのは自分だ。なんか怒涛の3日間(金曜日:ビートニクイベント、土曜日:劇団☆新幹線)に加えて寝不足アーンド不規則な食事(つーか酒)で、おまけにお腹を壊しておりました。最初の頃は前から5列目ぐらい、山口氏との間には背の低い女の子しかおらず、まさにベストポジション。でもどーにもお腹の調子が…。一度会場の扉から出たらもうその位置には二度と戻れなかったっす(泣)。
一番後ろで観ていた友人が、頑丈な箱みたいなのんに座っていたので、交代でその箱に立ってステージを観ると、おーおーよく見えよる。会場全体がうっすらと朝焼けのように光っていよる。ターボかかったヒートウェイヴが演奏していよる。
曲が進む度、ラケンロールのビートがぐぅぅっと広がって、会場にいたみんなを包み込んでいた。それがよく見えた。やっぱ、叫ばんと、ジャンプせんと、大声で歌い返さんと、いかんでしょ、ヒートウェイヴの歌は。今夜それ全部出し切ってしまうつもりでおったのに、後ろにいるのはみんな大人。どーにもこーにも不完全燃焼やね。
いかんね。(一方的に自分の不摂生のため。その通り)
だぶん、今夜のヒートウェイヴで自分のパワー出し切ったなら、もーきれいさっぱり次のラケンローラー(そんなのがいれば、だが)を探してしまってたかもしれんけど、そうは問屋がおろさない。
覚えておけよ、このバンドを。いつか腰抜かすような形で戻って来るけんね。
というメッセージじゃないかと勝手に思っておるわけだ。おう、腰抜かさしてもらう日まで待とうじゃないか。

3月1日の「無期限活動停止宣言」から、なんやわけわからんもんに向かってずーーっと怒っていたせいか、3月26日(月)の身体の調子が悪い。長期の怒りが納まったせいでガス欠か?仕事でポカやるわ、食欲わかないわ、相変わらずお腹の調子悪いし、熱まで出てきたかもしれん。体温計で計った数字を見た途端倒れてしまうかもしれん。
友人の言葉再び。「当日よりも次の日ぐらいからクるのよね」あなたどうして知ってるの?なんかもー電車に乗ってても泣きそうだ。アルバムはいつでも聴けるけど、ラケンロールは現在進行形だから停止しちゃあ駄目なんだ。
さて、「おふとんの国」へ直行するぜ。まずは体調を万全にしないと。再び吹いてくる熱波を待つ間、いろんなビートを試すために。自分自身で転がるために。



HEATWAVEへの伝言



「おっとっと」
猛スピードで走っていたら、突然つまずいた。
ヒートウェイヴの無期限活動停止のニュースは、わたしにとってそんな感じ。
おかげで膝小僧すりむいちゃったよ、振り向いても地面にはなんにもないよ、なんか腹立たしいよ、でも何に怒ったらいいのかわかんないよ。
そんな感じ。

初めて曲を聞いたのは「ナイスガイ」。スペースシャワーTVの番組に山口氏が出演していた。
「♪こんな世の中でナイスガイと呼ばれていったいなんの意味がある」
そう歌っていたけど、あんた自分がちょーナイスガイやんかー(笑)。
初めてヒートウェイヴのライヴに行ったのが2000年10月31日。つい最近。
まだ、5ヶ月しか経ってない。
ヒートウェイヴと付き合って、今が一番面白い。
絶好調に盛り上がっている真っ最中なのに、一方的にフラれてしまった気分。

だから、駄々をこねてしまう。
だから、悔しい、とっても。
ヒートウェイヴにとって、ドラムとベースはただのバッキングメンバーじゃない。
常に確認し合う鏡であり、音を重ねながら共に転がってゆく触媒であり、より強いビートをたたき出すためのライヴァルでもある。(おまけに、先生と生徒、みたいな感じもちょっとある。)
特に、自分のギターの音を聴きながら、しつこいほどに周りや客の雰囲気を読んでいたら自分がハジけないうちにライヴ終わってた、ということが(おそらく。これは直感)過去に多々あったであろう山口氏にとって、安心して跳ぶための大切なハンモックにもなってたんじゃないかと思う。
誰でもいいってもんじゃないだろう。
ヒートウェイヴを活動停止にしたほんとうの原因(そんなのがもしあれば)が目の前にいたら、それが何であろうとわたしがグーで殴っちゃる。
今でもだいたいそう思っている。

一人の友人がわたしに言った。
「ヒロシという大きな樹だけじゃなく、それを含んだ森全体を愛していたのね」
なるほど。
いつの間にか太い幹になった樹から流れるメープルシロップ(フェロモンか?)を求めて小さな虫が集まり、ツタがからみ、鳥が巣を作り、根元には動物が休む。
それらの生き物たちに運ばれてきた種から芽が出て、周りにいろんな樹木が生い茂る。森が大きくなる。
わたしは、その森を愛していた。
枝のざわめきや、風のうねりや、鳥のさえずりや、獣の遠吠えを聞くのが好きだった。
そして、その森の中心にある大きな樹が大好きだった。

今後は周りの木々が伐採されて、風通しと日当たりがよくなるだろう。
中心の大きな樹は、ちょっとだけ寂しいこともあるかもしれない。
主にその樹が好きだった人は、まあ、気持ちにあんまし影響なかったりするんだろう。
わたしたちはみんな、少しずつエゴイストだね。
肯定、否定、中立、待機、怒り、期待、あきらめ、憧れ…。
いろんな人のあれこれの想いを外側で聞きながら、山口洋(37)という樹は確実に、これからも成長し続けるんだろう。

再び、森は形作られてゆく。

心臓にキスしてくれて、どうもありがとう。
その「36°5」の感触を、きっと忘れない。



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