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1999.10.5 「矢部達哉&横山幸雄 デュオリサイタル」 at 上山市体育文化センターエコーホール

<ヴァイオリン>矢部達哉
<ピアノ>横山幸雄
<プログラム>ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」他

最近、このお二人はあちこちの地方で演奏会を開かれていたらしい。ツアーというのでもなさそうだが、その地方周り演奏会のオーラスがこの上山だった。
そのせいか、最初の曲から飛ばしている。ベートーベンやブラームスといったメリハリのある曲を選んでいるのは、今夜ここでパワーを出し尽くすつもりなんだろうか。2人とも以前より感情表現が外に出ている気がする。特に矢部氏のヴァイオリンがとてもパワフルだ。直感型の横山氏のピアノに影響を受けたものなのか、弾き方に熱いものがある。以前はナイーヴさを抱えたまま自らの音にのめり込もうとする、一種の危うさがあったように思う。だが、今回は内に秘めたしたたかな闘志を多く感じた。
緊張と弛緩のバランスが絶妙で、音に対する厳しさ、よりよいものを作っていこうとする熱い想いが伝わってくる。二人の音がしっかりと織られ、出来上がっていく現場にいあわせた偶然に感謝したい。
矢部氏は、「会場の雰囲気で出来が変わる」と、まるでロックコンサートかい?みたいなことを言っていた。演奏する側が小人数であればあるほど、オーディエンスから受ける影響というのは大きいのだろう。間違いなく、この人たちは自分の内部やデュオの相手や聞き手に耳を傾けつつ、同時にそれらと闘って自分たちの音を手に入れているのだと思った。

コンサートが終わって、「サイン会」なるものがあった。ちっ、CDを持参すればよかった。矢部氏のCDは全て揃っているので改めて購入する必要がない。・・・そこで、うみっち先輩が新たに購入した「レザムルーズ」(既にいろんなところにサインが入っている)を持ち、並んでいる人がいなくなりかけたタイミングで矢部氏にサインをもらいに行き、ついでに握手もしてもらった。以外と厚みのある手で、指もしっかりと太かった。この手だったらあの音に納得できる。
気づくと、隣に座っていた横山氏が矢部氏の後ろに立っていて、わたしのサインを終えた矢部氏が、後ろの横山氏に向かって「今日は”レザムル”が多いね」と言うのが聞こえた。そうか、「レザムルーズ」のことをこのお二人は「レザムル」とゆっているのね、となんとなく秘密を知ったような気になりつつ、会場を後にした。



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