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2016年3月26日、27日「佐野元春35周年アニバーサリーツアー東京公演」 at 国際フォーラムホールA

珍しく2日連続で参加したアニバーサリーツアー、行ってよかった。
もう一週間が経とうとしているのに、まだ胸の真ん中に熱いものを感じています。

1日目はステージに向かって右側。後ろの列にカメラが入っていてチケットを販売しなかったらしく、私の右横全部に人がいなかった。ゆったり観られて満足(はみ出しすぎてカメラの邪魔にならないように注意しながら)。
2日目はちょうど逆、Dr.KyOnさんと長田進さん側。やったね!

ライヴ時間は3時間半。曲数は35曲。(35周年だから)
オモシロMCはあるけどほぼノンストップ。
このツアーのネタバレは避けてたから3時間半のステージということだけは知ってたけど、途中で休憩入るものだと思ってた。
割りと休憩挟んでたツアーあったじゃない。それがまさかのぶっ続け。(ライヴ中、「レインボー・イン・マイ・ソウル」後あたりで休憩じゃね?とか予測してたんだけど外れた)

しかも、その35曲の熱量がどれもすごすぎる。生きるって体力!って思った。
MCで佐野さんは「みんないい感じ? 疲れてない?」って気遣ってくれるんですけど、あなたたちこそ疲れてないんですかー!?と心で突っ込んだ途端に「僕たちもずっと立ちっぱなし。(バンドに)疲れてない? 当たり前!」って一人疑問と回答出されて笑う。
もうほんと、佐野さんが絶好調で私も嬉しい!
あと、「デビュー当時のルイードのライヴは女の子たちは制服なんかを着ている子もいた。男の子たちは何だか……何だか……似合ってるのか似合ってないのかわかんない服を着て、その辺でギャーギャー言ってた」って。
ギャーギャーwwひどいwww
あと、1日目のMCでは「あの頃と比べると、(客席を眺めながら)女の子たちはお化粧が上手くなった。男の子たちは……(頭に手をやる)」ってのもあったな。
ひどい!ひどすぎる!wwwそりゃあ佐野さんはフサフサですけども!ステージ上からだとさぞかしよく見えるでしょうけども!!wwwww
その後で「僕の曲をいつかどこかで発見してくれてどうもありがとう」「僕も皆さんもいろいろな事を乗り越えて、奇跡的にここに集まってきたこと。これまでずっと頑張って生きて、サバイブしてきたこと。自分のこと、誇っていいと思うよ」とか言われたらもう泣くよね。
こちらこそ、佐野さんが自身の曲を作って、歌ってくれてありがとう。佐野さんの足元にも及ばないけど、私も私なりにサバイブしてきたんだよ。知っていてくれてありがとう。
いくら感謝してもしきれない。

いつも現在の佐野さんの歌を伝えてくれるおかげで、私の横にはいつも佐野さんの曲があったし、これからもあり続ける。
佐野さんの声や歌い方は全盛期とは違うし、思うように出なくなっているんだろうけど、そこも含めて「リアルな現実」として公開する。相当の覚悟と柔軟性、更に至高のエンターテインメント性まで感じさせるところ、私の知ってるあるアイドルグループに似てる気がするんですよ(当社比)。

還暦という言葉を知らないふうで「そんなお祝いライヴはやらない」「60とか35とか、そんなのただの数字だ」と言い切る佐野さんは相変わらずかっこいいですし、たぶん普段本当に忘れてると思う。
インタビューを読むと、特に数字に関して(あれ?違うよ佐野さん)って思うことがあります。これ本人忘れてるのに言い切っちゃう癖があると思われるので、編集部の人は内容を確認してくださいね。(突然のメッセージ)


1曲目から「シュガータイム」という選曲がタマラナイ。
ここから80年代くるのね!と思ったら2曲目「優しい闇」(最新アルバムから)で気持ちよく裏切られる。
佐野さんが持ち続けた揺るがない芯と、増えていった痛みと、変わり続けてきた知恵と。
ホントにいろんなアルバムあったなあ。どれも好きだよ、とか考える暇もなく「ヴィジターズ」「カム・シャイニング」「ワイルド・ハーツ」のアルバム『ヴィジターズ』から3連続でぶっとばされる。
深沼さんの鋭いカッティングギターの合間を縫って長田さんのギターがメタルかっつーぐらいにギュインギュイン鳴ってて、そこに佐野さんのギター&時々KyOnさんのギターという4本体制はビートの奥行きがすごい。
こういう驚きは何度でも楽しいし心地よい。
どの曲だったか忘れたけど、KyOnさんが渡辺シュンスケさんを遠隔操作?してキーボードを弾かせてる遊びやってて、これこっちから観てて超楽しいんだけど佐野さん気づいてるんだろうか?(笑)

「君をさがしている」はアレンジに大幅な変更が加えられていてびっくりした。変わりつつ変わらない。そうだいつも佐野さんはそういう人だった。
何度も何度も、マイルストーンのような彼の存在と音楽に感謝を。

コヨーテバンドパートは最近の曲だけど、有名な曲と同じかそれ以上に盛り上がる。
ステージの背景が最新アルバム『Blood Moon』のジャケットのような光景になる。積みあがった小さな箱。
「境界線」で腕を水平にしてグルグル回すパフォーマンス、飛行機ダンス?っていうんですか?ちょっと恥ずかしくなっちゃってできなかった。ごめん佐野さん。次こそきっと!
「赤い月」→「私の太陽」→「東京スカイライン」この流れ好き。
ドンドコドラムの強いビートに、ギター音とキーボードが綺麗に絡むアレンジ、好きなので。もっと圧迫してくれー!って思った。

かーらーの!

「ボヘミアン・グレイブヤード」と「レインボー・イン・マイ・ソウル」を経て「誰かが君のドアを叩いてる」「ヤング・フォーエバー」「星の下 路の上」「世界は慈悲を待っている」はやばいわー。ずるいわー。
明るい夜明けとともに新しい一日と新しい痛みが始まるみたいな流れじゃんこれは。何度でも、何度でも、起き上がって日々をサバイブしていく人たちに祝福を。GRACE
ここで渡辺シュンスケさんとWピアノで「ジャスミンガール」だったのは何故だろう? いや別にいいんですけど、「レインガール」のほうが好きかななんて……ああっすみませんすみません。

「約束の橋」が発表され、数年後にドラマ「二十歳の約束」の主題歌になって大ヒットした頃は若い男女の出会う細い橋だった。でも今のアレンジはとんでもなくなっていて、老若男女だけでなく車も電車も長距離トラックも飛行機もロケットもみんなここを渡って向こう岸と行き来しようぜ!ってぐらいに幅広く強固になっていた。ほんと、こういうとこたまんない。何度も言う。かっこいい!
どうしようもなく気持ちが最高潮になったところで「SOMEDAY」がやってくる。
満を持して、ではなく、流れの中で自然に。ここまでの大ヒット曲が、なんと、自然に、訪れた!
イントロでの小松くんのドラムがほんと、これでもかってほど力強くて、小松くん、実は今まで爪を隠してたんじゃないかってぐらい。
コヨーテバンド、なんだかすごいバンドになっちゃってさ!!
「ロックンロール・ナイト」「ニューエイジ」「アンジェリーナ」まで魂の発露だった。爆発してた。
佐野さんの魂だけじゃなくて、観客一人一人の魂も共鳴して高く舞い上がっていた。
振ってきた星屑はキラキラと綺麗だったけど、これステージ上の佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRAさん側が一番綺麗に見えてるでしょっ。
このキラキラが私たちの気持ちです。受け取ってくださいって感じだ。(演出に乗っかってみた)

アンコールでは深沼さんと佐野さんで「グッドバイからはじめよう」。
終わりははじまり。
忘れそうになるけど、また思い出した。
終わりははじまり。

アンコールで舞台袖にハケる前、バンドが横一列に並ぶと、高桑さんとKyOnさんの間の人が子どもみたいに見えるのを発見(笑)
あと、長田進さんがこっち見ないでgood!と親指たてて観客を称えたの、ものすごくかっこよかった。長田さんのギター、中毒性あると思う。何度かゾクッときた。

「国のための準備」
ちょっwwwはげしいわ佐野さんwwwww
この曲がねー、一週間経っても頭から離れないんですよ。
国のための準備はもうできてるかい?と何度も問いかけるこの曲。会社のための準備はもうできてるかい? 上司のための準備はもうできてるかい? 事務所のための準備はもうできてるかい? などいろいろ汎用性がありますのでどうぞお使いください。

でもって欲しがりやさんめ、とばかりに始まる「悲しきレイディオ」。火がついた会場、歓喜に震える。
35周年記念の白い風船が降ってきた。1日目はちょうど上に風の吹き出し口かなんかがあったみたいで全然降ってこないであっちに行ってちゃってた分、反対側だった2日目は風船の海になってた。もう取りほうだい(笑)

初めて佐野さんのコンサートに行けた「ビジターズ・ツアー・スペシャル」を思い出した。
人気絶頂でニューヨークに渡って1年、戻ってきたかと思ったら渡米前よりチケットとれなくなっちゃってて、手に入るかどうかも分からないままにミゾレ降る横浜市体育館当日券列に朝から並んだ思い出。
寒かった。足先も指先も冷えきって、入れる保証もないからとても心細くて、一人でずっと立ってた。
見切れもいいとこの席が開放されて、佐野さんが奥に下がると見えなくなってしまう席だったけど、そんなのたいしたことじゃなかった。
「ヤングブラッズ」で大きな太陽と白いたくさんの風船が落ちてきたあの日、心がとっても高い場所まで舞い上がって幸福に包まれたのを覚えている。
体育館のギャラリー席だから白い風船は降ってこなかったんだけど、終わってから警備員のお兄さんが一個一個ギャラリーまでほうり投げてくれて、当日券の私たちは全員が風船をもらえた。ありがとう。
今でもその風船を持っている。

生まれてからこれまで私たちは、何か自分にとって大事なものを手に入れては頭に乗せることを繰り返し、崩さないようになんとか歩いている(もしくは立っている)のかもしれない。
崩れないように、ゆっくりと、細心の注意を払って。でも、崩れた時からまた新しい何かが始まるのかもしれない。
幾つになっても、この鼓動がやむまで。



『Blood Moon』佐野元春&ザ・コヨーテ・バンド
http://www.amazon.co.jp/BLOOD-MOON-%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4%EF%BC%89-%E4%BD%90%E9%87%8E%E5%85%83%E6%98%A5-COYOTE/dp/B00XHU2X0K/ref=ntt_mus_ep_dpi_2

「La Vita e Bella(ラ・ヴィータ・エ・ベラ)」
https://www.youtube.com/watch?v=hyjYWEqmag0

「国のための準備」
https://www.youtube.com/watch?v=Z89ktRDmxUk
(そろそろホーボーキングバンドの音も恋しくなってきましたよ、佐野さん)

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