FC2ブログ
 

parks@blog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

「神戸港のタクシーに気をつけろ!」神戸港(1994 神戸)

とても思い出に残る中国から新鑑真号で神戸に着いた時、すごく晴れやかな気分になっていました。中国はやはり中国的に美しいけれど、どこか全体的に埃っぽく、灰色のイメージでした。でも、我が祖国日本(ちょっとまだ「広島に原爆を落とす日」が残ってます)の代表的な港である神戸港の沖から見た風景は全てがきらびやかで、おまけにバックの山は青々として美しく、「これが日本だ、近代都市なのだ」と柄にもなく感動してました。
入国審査を済ませ、船で一緒になった大学生たちと外に出ると、妙な黒塗りのタクシーが停まっており、「変だなー」と思いながらもメーターは付いているのでとりあえず乗ろうとしましたが、その運転手のおっちゃんは「○○ホテルやったら3000円やな」と言い出しました。神戸の学生さんたちは「おっちゃん、それ高いやん。あそこやったら1メーターで行くやろ」と言ってくれましたが、おっちゃんは譲りません。
わたしには多少無鉄砲なところがあり、理不尽なこと(特にサービス業、接客業の理不尽。でも中国ではやっても無駄なのでやらなかった)に出会うと逆に気持ちがすーっと引いていき、「こいつ、どうにかしてバカみたく怒らして恥かかしたろ」という計算が働きます。タカビーな化粧品売りのおねーちゃんとかにもやりました。相手がちょっとアブナイおやぢでもそれは同じこと。特に今回の場合は、「一生懸命勉強して、異国の地に来た中国人留学生とかをカモにしてるんだろうな」という怒りもあります。途端に頭がおやぢを確実に怒らせる方法をはじき出しました。頭の中でシュミレーションしてみます。おおっ、これはイケル!
まさに、口を開きかけたその瞬間、「何考えてんねん、おっちゃん」一緒にいた京都の学生が妙に座った目をして冷静な口調で言いました。先を越されてしまったようです。神戸の学生たちは「これはやばい」と思ったのかひとまず電車で神戸駅まで行くことを提案し、わたしも京都の学生も半分気持ちを残しながらもおっちゃんの前を去ることにしたのでした。
「負けたんやないでー、きっとまた戦いに来んでー!今にみとれやー!」と心の中で中指を立ててしっかりと心に刻みつつ離れた神戸・・・その翌年大地震があり、あのおっちゃんは今もやっぱり留学生相手にボッてるのだろうかとしみじみ思い出す今日この頃です。

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。