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2004.3.6 「moment jam session vol.2~King Of The Hill」 at 初台ドアーズ

地下の会場に入る前、今夜の出演者らしき人たちが歩道で何人もたむろしていました。いったい何ごと?中が禁煙なの?でも、皆さん特に煙草を吸ってる様子もない。準備するんで外に出ててください、とか言われたんだろうか。女性の出演者が着替えるんで外に出ててください、とかかな。謎だわー。ちなみに最初に井上さんに気づいた理由は、丈が長いコート(フード付?)を着ている様子がすごくキュートだったからです♪
1.mi-gu
男性のギターと女性のドラム、二人組かと思ったら他にも何人かいるらしい。ユニットのようなバンドなんだろうか。ギターの彼の指が細っこく長くて、ついじーっと見てしまった。左手薬指に銀の指輪発見。二人はご夫婦なのね。バックには彼が作成したクレイ・アニメが流れている。触覚(?)が生えている、洋梨のような顔が彼らのシンボルらしい。そいつがちょこまか動いてゼリービーンズと戯れている。カワイイぞ。ドラムの彼女がポエトリー・リーディングを行うスタイル。ギターとドラムの音がそれぞれ大きすぎるような気もする。彼女の声が、その合間をたゆたっていた。
2.「野次馬音楽隊」
ショート・フィルムが始まる。ステージ上では次のバンドのセッティング。映像は、スクーターと接触事故を起こしたらしい中年の男性のシーン。よくある小さな四つ角で、後方未確認のまま左折しようとしたものらしい。スクーターに乗っていた女性はヘルメットを被ったまま道に倒れ、気絶しているようだ。角には野次馬が何人かいて、成り行きを見守っている。中年の男性はしきりに言い訳をし、事実を認めようとしない。その時、一人のやじうま(里村美和)がリズムを取り始める。…これ、面白かった。野次馬それぞれの小さな音一つ一つで圧力をかけていく、ちょっと漂う間抜け感がいい感じだ。エンディングのキャスティング紹介も「プレイガール」や「ザ・ガードマン」みたいな処理でカッコイイ。第2段はあるのかな?
3.プロペラ
「野次馬音楽隊」にも出演していた四人編成のバンド、ギターは女性。けっこう全員小さめ(だと思う。ドラムの人はよく分からない)な身体からすんごいパワーを弾き出す、ストレートなパンクバンド。気持ちが真っ直ぐで、大好きな音楽に正直で、初めて観たブルーハーツのライヴ@武道館を思い出した。彼らに「F」という曲がある。ボーカルの人がまっすぐに突き出す手を見て、この指でFコードを弾くのは大変だったろうなあ、と思う。いわゆる"Fの悲劇"。わたしはそれであっさりギター弾くのを諦めた。そして、諦めなかったのがボーカルの彼だったわけだ。最後の曲も、なんか胸にじんときた。
4.Flight of Idia
ここまで既に予測不可能な展開を見せている今回のイベント、またなんともある意味爆弾なバンドが出てきたよ。クールなドラム、クールなギター、太っちょボーカル、プラスベースに井上富雄氏(サポートメンバー)。ボーカルの人が出てきた途端、わたしの頭を流れ出したのは「完全無欠のロックンローラー」。しかし、始まったのはポエトリー・リーディングのような形式の、でも歌詞はなんかテクノっぽい。最初に出たバンドとは別のポエトリー・スタイル、というかそのどっちつかずな空気は昔昔亭桃太郎師匠(落語)に似ている…かもしれない。すみません、説明できません。ただ、確実なのはいまだに「オメガスパイシー」と「レゴレゴタイム」という単語が頭から離れないことです。どうにかしてくださいほんとに。(^^;)
5.西本明(+バンド)
ソロアルバムのナンバーから、今度はバンドのアレンジで聴かせてくれました。バンドスタイルで聴く明さんの曲もいいなあ。なんだか、演奏してる人も聴いてる人もいい気分になるよ。ぽよよんとして。もう、この人たちでユニット組んじゃえば?
6.井上富雄(+バンド)
井上さんの唄を初めて聴いた。なんというか、声の丸い人だなあと思う。すごく上手くはないけど下手でもない。歌が上手くて歌い上げちゃう人って「俺の(わたしの)声を聴け」とばかりに"ずずずいーっ"って寄って来るみたいで、どっちかというと苦手だしね。日本語のカントリーロック、久しぶりに聞きましたわ。ベース弾きながら歌ってる姿を見ていたら、急にはなわを思い出して笑いそうになりました。すみません。
7.種とも子(+バンド)
赤いワンピースがとても似合ってて可愛らしい。種さんの曲を初めて聞いたのって何年前だ?なんか全然イメージ変わってないんですけどー。歳とってるのは、こっちだけ?みたいな。種さんの声って、声というより不思議な楽器に聞こえる。言葉も話せる楽器。ノコギリ漫談ってノコギリがしゃべってるみたいに聞こえるじゃない?その逆パターン。
8.古田たかし(+バンド)
なんか自然発生的に司会進行担当と化しているシータカ、さすがです。もしや日常でも鍋将軍ですか?彼のとてもソフトな声に、パワードラムが何故か合ってる。曲はくにゃっとしてるのに、不思議。ゼリー状の水の中、沈んでいく自分を想像する。
9.PUFFY(+バンド)
すげーびっくりしたっ!どよめきのような静かな歓声がじわじわと押し寄せます。前方にいるお客さんたちはすっかり彼女らに呑まれてしまっている様子。なんてったってあのPUFFYの二人なんだからっ!亜美ちゃんの真ん前だったので、一瞬彼女と眼が合ってしまい、突然トキめいてしまったわたし。きれい、キュートなのはもちろん、かなり小悪魔的でもあり、息が詰まるほど素敵でドキドキしました。キラキラした光がステージ上に溢れかえって、観客を圧倒します。これがオーラというものなのね。もう、どうとでもしてください。恋した方が負けです。(何言ってんだーっ)
10.MOJO CLUB
登場してすぐ、なんかいい塩梅にシワの寄った、いい顔をした人たちだなあと思いました。名前は知っていましたが、活動休止していたのは知らず、ライヴも初めてです。彼らの活動再開を聞きつけてやって来た昔からのファンの男性が、彼らのブギーなR&Rを聴いて楽しそうにダンスしています。「アニキー!」って野太い声があちこちから聞こえるし、長い休止期間を経てもこういうファンがいるっていうことは、きっとすごく気さくな人なんだろうなあ。ミュージシャンとファンの幸せな関係をここでも感じました。
11.三宅伸治、古田たかし、井上富雄、西本明
アンコール。オールディーズのR&Rを日本語訳で何曲か。三宅さんも演奏している皆さんもとても楽しそう。三宅さんの胸にある蝶のタトゥーが汗できらめいてます。年齢を重ねていくと、現実が以前より重く感じられることもたまにある。そんな時、自分の好きなことを共有できる仲間がいれば、現実をひょいと小脇に抱えて楽しむぐらいのことは出来そうな気がする。カッコいいです、まじでっ。
12.西本明、里村美和、羽原裕太郎(プロペラ)
里村さん到着。これはイントロクイズ?「DOVANNA」だし、しかも絶叫型。羽原さんはポエトリー初挑戦なのかしら?とても新鮮。友人は「いつ佐野さんが“オレがやる”って交代するかと思った(笑)」とゆってた。いやいや、こういうのもありなんじゃないかと。西本さんと里村さんのセッションがすごくいい。丁寧に演奏すればするほど、二人から「滋味の音」がにじみ出る。里村先生、BABY誕生おめでとうございます。
Vol.1にもまして長い時間をかけたこのイベント、次にどんなバンドがどんな音楽を引っさげて登場するのか、まったく予測不可能で面白かったです。また、視覚と聴覚を同時に使う映像と音のコラボレーションも新鮮でした。Vol.3、待ってます。

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